書道研究 斯華会
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斯華会は、小野鵞堂(文久2年2月11日生)が、明治36年(1903年)に創設した書道研究団体である。

小野鵞堂は、明治22年(28歳)に、百人一首を謹書して、皇后(昭憲皇太后)に献上。同時に「仮名古今集序」を公刊。明治24年、華族女学校にて書道を講じ、その後東宮職御用掛り女子学習院教授となる。爾来30年余精勤、雑誌「斯華の友」を刊行(明治36年)。明治33年には、東宮妃たるべき九条節子姫に書道を御進講する栄誉を担い、その書風(鵞堂流)は、清楚明快で習いやすく、今日の仮名書道に大きな影響を与えたばかりでなく、漢字も独自の書風を持って、仮名との調和、配合に妙趣を生み出した。その門下からは、中村春堂、松下太虚、神郡晩秋、伊藤芳雲らの逸材を出しており、又刊行された著書も多くある。
大正11年11月6日学習院教授として在職のまま逝去された。(享年61歳)。危篤となるや、その功績をたたえ、正五位を叙し、勲五等双光旭日章を賜うた。

鵞堂亡き後、四男成彦が成鵞と号し、昭和44年に逝去するまで斯華会を主宰。この後、成鵞の長男成之が之鵞と号して継承したが、平成7年(1995年)に逝去。
以後、之鵞夫人が之右と号し、会長として斯華会を運営している。

小野鵞堂の独自の書風(鵞堂流)を基盤に広く書の普及・書道芸術の高揚を図り、書技・創作活動の向上発展を期することを目的に諸活動を展開している。


季刊誌このはなの友  年4回発行
月例研究会
公募 斯華会書展
斯華会書道展  セントラルミュージアム銀座 平成31年5月 第89回
その他支部展、社中展、役員展、個展、二人展 等も開催
本部の教室、各支部教室(全国に約100支部あり)
昇級・昇段試験制度(春季・秋季の年2回)
師範取得者、戦後、昭和35年から延べ2,100名余おり、各支部で活躍。
他展への参加。産経国際書展、産経新春展、産経ジュニア展